キングダム
キングダム 原泰久
人気ですねー。映画にもなりました。
84点!
秦の始皇帝の時代の歴史漫画!とみせたほぼフィクション!
アメトークで取り上げられたのがききましたかね。すごい人気です。
映画になるというのは一種のステータスですね、実写化。
あまりに古く資料のない時代故に、作者の創造性が生かされるという典型例ですね。
面白いです間違いなく。でも2020年6月現在では最高とは言い難い現状でしょう。
キャラクターの掘り下げが悪い方向にいっているのかなと。丁寧に描写しておりますが、今の時代性からすると展開の遅さが少し目につきます。
ただこの漫画はストーリーよりもキャラクターの動きで作品を形成しているといった趣ですので、丁寧な描写の方がよいのかもしれません。
終わりまで何巻かかるかは置いておいて、、、。
北斗の拳
北斗の拳 原作:武論尊、作画:原哲夫
知らない人はいるのでしょうか?でもいるでしょうね。
93点
パチンコで人気が契機となって現在でも人気のある北斗の拳。
これまた社会現象になったようです。筆者はこの当時子供でしたので、自らのコミュニティでしか人気の把握はしておりません。
自らのコミニュティでは人気どころか日常そのものでした、小学校当時は必殺技がそれぞれにありました。ネーミングは漫画の技そのままなのですが、だれだれの北斗百裂拳がへぼいという会話をした記憶があります。だれだれは今弁護士をしておりますが。
ほとんどの人々がイメージする北斗の拳はアニメですが、漫画では修羅編の後がさらに連載されていました。ケンシロウがいろいろな国を放浪するという展開後記憶を失うという超展開でした。
93という点数の原因はまさにそれです。またしてもジャンプの引き延ばしなのです。ドラゴンボールでも書きましたが人気作品での宿命です、北斗の拳のベスト終わりはラオウのところでしょうね。ラオウとの決着がついたところで終了していれば伝説の作品になったでしょう。
ただ多くの人々のイメージする北斗の拳はラオウ編ですので、この作品に至っては引き延ばしの悪影響はあまりありませんがね。
鬼滅の刃
鬼滅の刃 吾峠呼世晴
2020年6月現在の漫画界を代表する作品です。
92点!
まあ説明は無用でしょうね。社会現象になったとも言われる。お化け作品です。
マウントとらせてもらうと筆者は読み切りの時から吾峠呼世晴 氏には注目していまして、連載開始から常に素晴らしい作品であると孤独に一人悦に浸っておりました。
まさかここまでになるとはという思いですがね。吾峠呼世晴 氏は女性だそうですが、しばらく執筆はしないとの報道があります。
週刊誌の連載はとてつもなくハードらしく、漫画家たちは言葉通り身を削って命を懸けて連載しているようです。幼少のころからコミックのあとがき、おまけ漫画などで作者たちの悲痛な叫びをみてきました。
漫画家にはなるまい!と決意したものです。
そのためジャンプで成功した作者たちはすぐに新連載とは、今の時代なかなかならないようです。
この作品は展開の速さが群を抜いており、ラストまでのたたみかけも引き延ばしはほぼなかったと思います。
その点は素晴らしいと思います。本当の全盛状態での連載終了ですので。
しかしながら92点なのは伏線の回収を十二分にしたとは言い難いからです。痣がなぜでるのか、青い彼岸花はどこからきたのかなど、突きつめる要素はいまだあります。少年漫画ではこの設定追及、伏線回収は必要かと思われます。
それでもこの作品のすばらしさには影響しないでしょうがね、、。
火の鳥
火の鳥。
漫画の神様、手塚治虫のライフワーク。
96点
これまた不朽の名作ですね。これはライフワークというだけあって初期のころから亡くなる直前までいずれかの形で連載されていました。映画にもしました。
4点マイナスの理由は、死の直前に書く!と明言されていた最終回。それを残念ながら書けなかったことです。おそらく今際の際に発言された漫画を描かせてくれ、、、という言葉はこの火の鳥を指しているかと思われます。
COM誌にて連載されたものは今の時代に見てもなんら古さを感じません。どころか数多の現在の漫画の中でも面白いと自信をもって言えます。
その時点で物凄いですよ。約50年まえの作品が今呼んでも遜色なしだなんて。
子供のころから読んでいますがおっさんになった今でも読んでて時を忘れますからね。夢中になりますからね。
手塚治虫はまごうことなき神です。
ダンジョン飯
ダンジョン飯 九井諒子
ネットでの人気爆発、異世界グルメ漫画。
87点!
ネットでの人気は凄いものがあります。まあ異世界物でしょうな。
異世界物もものすごい数の作品が世に溢れていますが、この作品は画力、ストーリー性、作りこみ。批判するところのないような作品であると思われます。
日本ではロードス島戦記から始まったとも言える異世界物ですが、トールキンの指輪物語(ロードオブザリングね映画の、それの原作)から続く基本体形はほとんど変わっていないでしょう。エルフ、ドワーフetc。
その基本を巧みに生かし、ダンジョン内の生物をさも現実にあるかのような考証、しかもそれを食べるという点がこの作品の特色かな?
月刊誌での連載ですので今だ7巻でた時点での執筆ですが、根幹のストーリーの進め方と上記の生物を食べる部分は今のところバランスよく、うまくいっているかなという印象です。
もっともっと進んでいけばストーリー一辺倒になるかなと思いますが、それを求めてもいるとも思いますので、未来を見ると87点がどうなるか未知数とも言えます。
DRAGON BALL
言わずと知れた、お化け漫画です。DRAGONBALL。
97点!
原作では英字のみシンプルな題名で最後まで突っ走ります。Zはアニメだけの名称。
点数は97点、なぜ3点マイナスなのか。
引き延ばし。これが認知されたのはドラゴンボールが漫画、アニメともに字の通り、ずるずる最後まで引っ張り続けたからでしょう。有名なのはアニメにてセルと悟飯のかめはめ波!何話つづけてたの?という記憶が当時ありました。今見るとそこまでですけどね。
筆者はリアルタイムでジャンプを追っかけていましたが、ジャンプ誌上でのブウ編は完全な蛇足、早く終われとまで思っていた記憶があります。
連載中にですよ?それほどまでにジャンプの読者はシビアなのです。終わったときもふーん終わったのかーってなもんでした。
この記事は鬼滅の刃が連載終了して少し経った時期のものですが、あれこそ引き際として素晴らしい。ドラゴンボールでいえば、せめてフリーザ編、理想はマジュニア編で終了していれば作品としては芸術に域に達した可能性もあります。
が、スーパーサイヤ人の存在があまりに大きくそこからのセル編でのカタルシス、ブウ編での鳥山節(Dr スランプのような)がなけらば今のような商業的な成功はありえなかったでしょう。
でも鳥山明氏はそのほうが幸せだったかも、我々ももっともっと鳥山氏の新作漫画を堪能できたかも。
といっても不朽の名作、商業抜きにしても作品としてずば抜けた面白さがあります。
日本のコミック=DRAGONBALL といっても過言ではないでしょう。
はじめまして
ここは初めてご覧になる方へのご挨拶も兼ねた記事になります。
当ブログは筆者が実際に読んだ、いわゆる漫画、コミックといわれるものを採点していこうというブログです。
筆者は子供のころから近所の本屋に通い(その当時ジャンプコミックは300円台後半でした)気になる漫画を毎日のようにチェック!購入!していました。
長じた後も近所から繁華街、様々な場所で漫画のチェック!購入!を繰り返し、近年は電子書籍の発達により、さらに気軽にチェック!購入!を際限なく行っています。
これらの漫画を採点してみよう!というのが趣旨です。
手探りにはなるかと思いますが、よろしくおねがいします。
各漫画の内容は皆さんご自身でネットで調べてください。あまり初めて読む方への内容紹介などはしないつもりです。もちろんネタバレも可能な限り避けますが、内容に言及する以上多少はあるかと思いますのでご容赦を。