岡崎に捧ぐ
作者の自伝的漫画!
79点!
彼女は漫画家というよりも漫画ライターといったほうが良いかもしれませんね。ほとんどの人にとってはファミ通でゲームの漫画書いてる人、もしくはちょっとだけツイッターでバズッた人って知名度でしょうか。
表紙通りの絵で、うまい絵とは言えないのですが味のある温かみのある絵を描きます。
この岡崎に捧ぐは作者がアマチュアの頃にネット上で連載していたものが形になったそうで、なかなか赤裸々に自らの人生を振り返っておられます。
岡崎とは作者の親友で、育児放棄ぎりぎりの家庭に生まれたなかなかハードな生い立ちなのですが、それを一切感じさせない作風になっております。
1巻はよくkindlelなどの電子書籍で無料になっていますので読んでみてください。
挫折とモラトリアムというか、大人になっていくにつれて感じるモヤモヤをうまく形にしているかなと思います。
筆者とほぼ同年代のですので、ゲームボーイだとか懐かしさを感じるその時代のアイテムも多数でてきますので、そういった面からも楽しめるかと思われます。
ちなみに作者の山本さほ氏は美人です。画像検索したらでてきます。